2023年2月2日
【まとめ】東南アジア・台湾で人気のSNSは?
〜媒体別・国別に分析!〜
東南アジア・台湾は、SNS大国です。東南アジア・台湾でウェブ上で物を売りたい、情報発信をしたい場合は、SNSマーケティングの活用が欠かせません。
本記事では、東南アジア・台湾でどのようなSNSが使用されているかを解説していきます。
対象国
タイ
ベトナム
フィリピン
インドネシア
マレーシア
台湾
日本(参考情報)
対象SNS
>>目次
1. 【SNS媒体別】東南アジア・台湾におけるのSNS利用率
①YouTubeの利用率
単位:% 出典:We are social 2021年より弊社作成
世界最大の動画共有プラットフォームのYouTubeは、各国の利用率が非常に高く、フィリピン・タイ・ベトナム・マレーシア・ベトナムで90%を超えています。日本でも人気の高いYouTubeですが、利用率は74%留まり、東南アジア・台湾より、利用率が落ちます。
②Facebookの利用率
単位:% 出典:We are social 2021年より弊社作成
世界最大のSNSプラットフォームのFacebookは、YouTube同様に各国で高い利用率になっています。特にフィリピン・ベトナム・タイ・台湾では、利用率が90%を超えています。一方、日本については、利用率が30%程度となり、東南アジア・台湾と比較して、大きな差があります。
③Instagramの利用率
単位:% 出典:We are social 2021年より弊社作成
写真共有のSNSプラットフォームのInstagramは、YouTube・Facebookにがやや低いものの高い利用率になっています。Instagramは、日本では、Twitterと並んでも最も人気のあるSNSですが、東南アジア・台湾と比較すると、利用率が低く留まっています。
④TikTokの利用率
単位:% 出典:We are social 2021年より弊社作成
短尺動画をシェアできるスマートフォン向けのSNSであるTikTokは、各国で高い利用率になっています。特にここ1〜2年で急速に利用率が上がっています。日本におけるTikTokの利用率についても他のSNS媒体と同様低く留まっています。
⑤Twitterの利用率
単位:% 出典:We are social 2021年より弊社作成
140文字以内の文章を投稿できるTwitterの利用率は、東南アジア・台湾各国で50%前後になっています。他のSNSと比較すると利用率が低くなっています。一方、日本で人気があるTwitterの利用率が58%となっており、唯一他国並の利用率となっております。
2. 【国別】東南アジア・台湾におけるのSNS利用率
①タイのSNS利用率
単位:% 出典:2022年We are socialより、弊社作成(※YouTubeは2021年)
タイのSNS利用率は、FacebookとYouTubeが90%を超え、高い利用率になっています。ここ1〜2年で急速にTikTokがタイ国内に浸透してきています。
②ベトナムのSNS利用率
単位:% 出典:2022年We are socialより、弊社作成(※YouTubeは2021年)
ベトナムのSNS利用率は、FacebookとYouTubeが90%を超え、高い利用率になっています。ここ1〜2年で急速にTikTokがベトナム国内に浸透してきています。Twitterは利用率が34%に留まり、他国に比べると利用率が低いです。
③フィリピンのSNS利用率
単位:% 出典:2022年We are socialより、弊社作成(※YouTubeは2021年)
フィリピンのSNS利用率は、FacebookとYouTubeが90%を超え、高い利用率になっています。他国同様にここ1〜2年で急速にTikTokがフィリピン国内に浸透してきています。
④インドネシアのSNS利用率
単位:% 出典:2022年We are socialより、弊社作成(※YouTubeは2021年)
インドネシアのSNS利用率は、YouTubeが唯一90%を超え、高い利用率になっています。インドネシアでは、2番手の媒体Instagramとなっており、他国よりも利用率が高くなっています。
⑤マレーシアのSNS利用率
単位:% 出典:2022年We are socialより、弊社作成(※YouTubeは2021年)
マレーシアのSNS利用率は、YouTubeが唯一90%を超え、高い利用率になっています。Facebook・Instagramについても88%・79%と高い利用率になっています。
⑥台湾のSNS利用率
単位:% 出典:2022年We are socialより、弊社作成(※YouTubeは2021年)
台湾のSNS利用率は、Facebookが唯一90%を超え、高い利用率になっています。YouTube・Instagramについても89%・70%と高い利用率になっています。一方、TikTok・Twitterについては、利用率が低く留まっています。
3. 各国の1日のSNS利用時間
日本における1日のSNS利用時間は、0.8時間となっています。一方、多くの東南アジアの国で、SNS利用時間が2〜3時間となっており、1日のSNSの利用時間は、日本の3倍ほどになっております。
1日にSNSを利用している時間が長いので、東南アジア・台湾の人たち向けにマーケティングしたい場合は、SNS経由での情報発信することで、アプローチしたい対象者にリーチができる可能性が高まります。
4. まとめ
- タイ・ベトナム・台湾においては、Facebookの利用率が90%を超えて1番人気
- フィリピン・マレーシア・インドネシアにおいては、YouTubeの利用率が90%を超えて1番人気
- 日本のSNS利用率は、Twitter以外については、一番低い
- 東南アジア・台湾における1日のSNS利用時間は、日本の3倍ほどとなっている
東南アジア・台湾でのSNS利用率について、日本と比較してみると、異なることが分かります。日本では利用者が30%ほどFacebookについては、各国で利用率が90%ほどとなっています。また、各国で急速に利用率が上昇しているTikTokについても日本では利用率が15%ほどになっています。
東南アジア・台湾において、SNSは情報のプラットフォームになっており、マーケティング上、欠かせないツールになっています。