タイでイベントを企画・運営するには・・・?
でも、何から手をつければいいのか、よくわからない…
そんなお悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、タイでイベントを成功させるための基本的な考え方と具体的なポイントを、はじめての方にも分かりやすく解説していきます。
イベント企画の第一歩:成功へ導く4つのステップ

タイでイベントを開くなら、事前の計画が重要となります。
はじめの一歩として、まずは次の4つのステップを押さえておきましょう。
- 目的とターゲットの明確化
イベントの目的は何ですか?
新たな市場にアプローチしたいのか、既存のお客様との関係を深めたいのか、それとも業界関係者を招いて情報交換の場をつくりたいのか。
「目的」や「誰に来てほしいか」が明確になることで、開催エリアや会場選びが具体的になります。 - 予算と費用感の確認
タイでの開催は、日本に比べてコスト面でのメリットが大きいのも魅力のひとつです。
ただし、会場費だけでなく、現地での交通費や宿泊費、人件費などもあわせて、全体の予算感をしっかり把握しておくことが重要です。 - 現地パートナー選び
タイでのイベント成功には、現地をよく知る信頼できるパートナーの存在が欠かせません。
通訳、会場手配、プロモーション、許認可対応など、多岐にわたる業務を一括で任せられる会社を探すのがおすすめです。
過去の実績や対応力、そして日本語でやりとりが可能かも事前に確認が必要となります。 - スケジュール調整と申請対応
イベントの開催時期を決める際は、タイの祝日や観光シーズンといったスケジュールも視野に入れましょう。
また、内容によっては保健省などの許認可が必要な場合もあります。
なお、手続きには時間がかかることもあるため、早めの対応をおすすめします。
タイでイベントを開催するメリットとは?
タイでのイベント開催は、コスト面だけでなく、参加者にとっても魅力の多い選択肢です。
その理由をいくつかご紹介します。
- 豊かな文化と温かいホスピタリティ
タイの人々はフレンドリーで親しみやすく、外国人への理解も深い国民性があります。
そのため、参加者もリラックスした雰囲気の中でイベントを楽しむことができます。 - アクセス環境
バンコクをはじめ、タイの主要都市は交通インフラが整っており、移動のしやすさは抜群です。
国際空港や高速鉄道、地下鉄など、海外からの来場者にも負担をかけない環境が整っています。 - コストパフォーマンスに優れる
日本や欧米に比べ、会場費や宿泊費、ケータリングなどのコストを抑えることができるのも大きなメリット。
浮いた分の予算をプロモーションや演出に充てることで、より印象的なイベントに仕上げることが可能です。 - 公的な支援制度も充実
タイでは、観光庁や商工会議所をはじめとした機関が、外国企業のイベント開催を積極的に支援しています。
補助金や支援制度も用意されており、初めてでも安心してチャレンジできる環境が整っています。
エリアと会場の選び方でイベントの印象が変わる
それでは、実際にどのエリアで、どの会場を選ぶべきなのでしょうか。
ここでは、エリア選定と具体的な会場候補についてご紹介していきます。
エリアごとの特徴

- プーケット/パタヤ(リゾート地)
インセンティブ旅行や視察ツアーと組み合わせるのにぴったり。
リラックスした雰囲気の中で、特別感のあるイベントが演出できます。 - バンコク(首都)
ビジネスイベントの中心地。
アクセスの良さと会場の選択肢の多さが魅力です。ホテル、展示会場、セミナールームまで、用途に応じて選べます。 - チェンマイ(北部)
自然に囲まれた落ち着いた環境でのリトリートや研修におすすめ。
都市部の喧騒から少し離れた、静かな雰囲気が人気です。
会場の具体例

- Bangkok International Trade & Exhibition Centre(BITEC)
大規模な展示会や国際イベントに実績のある会場。
また、アクセスも良好です。 - Queen Sirikit National Convention Center(QSNCC)
バンコク中心部に位置し、セミナーや学会などフォーマルなイベントに最適。 - ホテル付属ホールやミーティングルーム
ケータリングや宿泊とセットで利用しやすく、VIP対応にも向いています。 - コワーキングスペース・小規模セミナー会場
少人数でのセミナーやワークショップ向け。
海外やタイの若い世代との交流の場にもぴったりです。
エリア・会場選びのポイントとは?
企業がイベントの開催地や会場を選ぶ際に押さえておくべき重要なポイントは以下の通りです。
- 文化面・コミュニケーション面の配慮
参加者が快適に過ごせる環境を整えるためには、タイ語と英語の併記資料を用意したり、
ホスピタリティに配慮したスタッフを配置するなどの工夫が必要となります - 参加者の交通利便性
国際空港や市内のアクセスの良さは非常に重要となり、
特に海外からの参加者が見込まれる場合、移動時間や移動手段はイベント成功の鍵となります。 - 会場のキャパ・設備
想定される参加者数や、音響、映像、Wi-Fiなどの必要な設備を明確にし、会場のスペックと照らし合わせる必要があります。 - 運営コストと予算配分
会場費だけでなく、運営スタッフ、通訳、機材費、プロモーション費用など、
トータルで予算を俯瞰し、コストパフォーマンスの良い会場を選ぶことが重要となります。 - 現地協力パートナーの存在
タイに精通したイベント代理店(EDIAなど)や通訳・ケータリング手配会社がいると、
現地での細かな実務調整が格段にスムーズになります。
まとめ
タイは、東南アジア市場への足がかりとして、とても魅力的な場所です。
アクセスのしやすさ、コスト、文化、インフラのバランスが良く、イベントの目的に合わせて柔軟に設計できるのが強みです。
目的やターゲットに合わせてエリア・会場を選び、予算・実務・文化的な配慮を含めた、戦略的なプランニングを行いましょう。
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