Instagramはタイでも日本でも、Z世代〜ミレニアル世代を中心に“日常の一部”として活用されているSNSです。
特に飲食店にとっては、「見た目の良さ」が命ともいえるInstagramでの露出によって、大きく話題になるケースも珍しくありません。
様々な会社が集客だけでなく、採用などにも活用しているInstagram。
とりあえずやり始めたけど、全然うまくいかない…
そんな方も多いのではないでしょうか?
実は、それにはちゃんとした“理由”があります。
この記事では、その理由と対策をわかりやすく解説していきます。
Instagramを頑張っても“効果が出ない”のはなぜ?
「ほぼ毎日投稿してるのに反応が薄い…」
「頑張ってるけど、来店にはつながらない…」
Instagram集客に悩むタイの飲食店オーナーの多くが、こんな声をあげています。
フォロワー数はある程度増えてきたのに、“いいね”も“来店”も思ったほど増えない。そんなモヤモヤを感じたことはないでしょうか?
その原因の多くは、次の3つに集約されます。
- 投稿内容が「誰に向けて」かが曖昧
- 見た目の印象や世界観がバラバラ
- プロフィールや導線が整っていない
どれか1つでも欠けていると、
「見られて終わり」
「反応はあるけど来店につながらない」
といった残念な結果になりがちです。
でも裏を返せば、この3つをしっかり整えれば“Instagramからの来店”は実現可能。
次の章では、実際によくあるNGパターンと、それをどう改善すればよいかを紹介していきます。
集客につながらないInstagram運用|NGパターン5選
「Instagramはやっているけど、反応がイマイチ…」
「フォロワーは増えているのに、来店にはつながらない」
そんな悩みを抱えている飲食店には、“やっているのに成果が出ない”典型的なNGパターンが潜んでいることがほとんどです。

ここでは、ついやりがちなInstagram運用の失敗例を5つ、具体的にご紹介します。
「誰に向けての投稿か」が曖昧
観光客向け?在住の日本人?タイ人?ファミリー層?
投稿を見てもターゲットが伝わってこないと、内容が“ふわっとした印象”になり、誰にも刺さりません。
たとえば、「おしゃれな店内です」だけでは、どんな層に来てほしいのかが読み取れず、スルーされてしまいます。
Instagramでは、明確なターゲット設定が“共感と反応”を生み出す第一歩です。
見た目の印象・世界観がバラバラ
投稿写真の色味、構図、トーンがバラバラだと、アカウント全体がごちゃついて見えます。
Instagramは“パッと見の印象”で判断されるメディア。
統一感のある世界観がないと、「なんだか見にくいな」と感じられて、離脱される可能性が高くなります。
世界観はブランディングそのもの。
雑多な印象は、お店の信頼にも影響します。
プロフィールが弱く、必要な情報が伝わらない
せっかく興味を持ってプロフィールを見ても、
「どこにあるの?」
「営業時間は?」
「予約できるの?」
が分からない。
これでは来店にはつながりません。
特に観光客は、アカウントを見て「行ってみようかな」と思っても、情報が足りなければすぐに別の店を探してしまいます。
プロフィールは”インターネット上の玄関口”です。
しっかり整えることで、迷わずお店にたどり着けるようになります。
来店への導線が用意されていない
どんなに投稿内容が良くても、「で、どうやって行けばいいの?」が伝わらなければ意味がありません。
たとえば、プロフィールにGoogle Mapのリンクがない、予約や問い合わせ方法が分からないなど。
“行きたい気持ち”を逃さず、「今すぐ行動できる導線」を用意しておくことが欠かせません。
“更新されてない感”が出てしまっている
最終投稿が1ヶ月前、イベント後の投稿で止まっている…これでは「このお店、やってるのかな?」と不安にさせてしまいます。
Instagramは“今の情報”を見るために使われているツールです。
継続的な更新がないと、それだけで“やってない店”と誤解されるリスクもあるのです。
運用が難しい場合でも、最低限の更新リズムだけはキープする工夫が必要です。
以上が5つのNGパターンです。
あなたのInstagramは当てはまっていませんか?
では、次にこれらNGパターンをどう解決していくのか?
その解決法をご紹介します。
NG回避で集客につながるInstagram運用|5つの成功パターン
Instagramから集客につなげたいなら、“見てもらうだけ”で終わらない運用設計が欠かせません。
ここでは、先ほど紹介したNGパターンを反転させながら、
実際に反応と来店を生み出している飲食店が行っている “5つの共通ポイント” を紹介します。
「誰のための投稿か」が明確に伝わっている
なんとなくメニューや店内を載せても、ターゲットに届くとは限りません。
例えば、「日本人観光客向け」なのか「タイ人のファミリー層」なのかで、使う言葉・載せる写真・投稿時間帯まで変わるはずです。
どんな人が見て「自分ごと」と感じるか?
「お店の魅力」だけでなく、「誰に響く魅力か」を伝えること。それが“選ばれる投稿”の鍵になります。
「見た瞬間に印象に残る」統一された世界観がある
第一印象で「このお店、なんかいいな」と思ってもらうには、全体のトーンが命。
・写真の明るさや色味
・フォントや装飾
・投稿のテンプレート
このあたりが整っているアカウントは、“ちゃんとしてる感”=信頼感を自然と与えます。
オシャレでなくても良いですが、“整ってる”は絶対に必要です。
プロフィールから「安心して行ける情報」がすぐに取れる
お店の場所・営業時間・予約方法が分からないInstagramに、人は来店しません。
プロフィールは、“1秒で信頼されるWebページ”だと思って設計しましょう。
- 地図やハイライトで場所がわかる
- 営業時間が最新の状態になっている
- 予約の導線が明記されている
ここまで整っていれば、安心感を感じ、「行ってみよう」と思ってもらえる可能性はグッと上がります。
「見た人が行動しやすい」導線がしっかり設計されている
せっかく投稿が見られても、“その先の行動”に繋がらなければ集客にはなりません。
たとえば…
- 投稿内に「予約はプロフィールのリンクから!」
- ストーリーズで「DMで今すぐ席確保!」と促す
- ハイライトに「メニュー」「アクセス方法」をまとめておく
「いいな」と思ってもらえた人に、
“次にどうすればいいか”を迷わせない導線を用意すること。
これが、Instagramからの来店をスムーズに生む仕組みです。
「無理なく続けられる仕組み」がある
週に1回でも、“止まらないアカウント”は信頼されます。
とはいえ、思いつき投稿では継続は難しい。
だからこそ
- 曜日でテーマを決める(例:月曜はランチ紹介)
- テンプレートを活用して投稿負荷を減らす
- 定期的に投稿をまとめて作り置きする
など、継続できる仕組みを導入しましょう。
投稿やストーリーズ含めて、「続いている」
それだけで信頼に直結します。
続ける仕組みを持っていることが、何よりのブランド力になるのです。
まとめ|「効果的なInstagram運用」を実現するために
Instagramは、無料で使える強力な集客ツール。
でも、ただ投稿しているだけでは“選ばれるお店”にはなれません。
今回ご紹介したように、
- 「誰に向けて」発信するかを明確にすること
- 統一感のある世界観をつくること
- プロフィールや導線を整え、見た人を迷わせないこと
この3つが整ってはじめて、Instagramは“集客ツール”として機能します。
しかし現実には、
- 投稿を考える時間がない
- 写真の選定やデザインが苦手
- 分析や改善まで手が回らないといった悩みを抱えている飲食店も多いのではないでしょうか?
そんなときは、Instagram運用のプロに任せるという選択肢もぜひ検討してみてください。
https://bizasia-group.com/instagram-management
Instagram運用ならBizAsiaへご相談ください!

「アカウントを作っただけで止まってしまった」
「更新が続かず、何をすればいいか分からない」
そんな方は、ぜひBizAsiaにご相談ください。
Instagram運用の設計から投稿支援など、
タイ市場に最適な運用支援をご提案いたします。